アジリスト

【パンク祭り?】アジリストって実際どうなの?インプレやレビューから評判を徹底調査!

70周年を迎えたPanaracer(パナレーサー)から登場した、最新のロードタイヤ「AGILEST(アジリスト)」。販売以降SNS等で話題沸騰のタイヤですが、価格も安く、性能面においても評価の高いレビューも多い一方、「パンク祭り」などと一部では言われているのも事実です。実際にTwitterで、AGILESTのパンク報告が流れてくることがあります。本当にパンクしやすいのか、それとも母数が多いからなのか。

今回は、アジリストのレビューやインプレを分析し、性能、モデルによる違い、パンクなどを暴いていこうと思います。まずは、AGILESTの基本スペックから見ていきましょう。

AGILESTはクリンチャータイヤが3つとチューブレス、チューブラーの全5種類があります。

アジリスト 模様引用:panaracer
種類ジャンル重量(25c)税込価格
AGILESTオールラウンド190g6,270円
LIGHT軽量170g6,820円
DURO耐久240g6,820円
TLRチューブレス220g7,370円
TUチューブラー260g10,780円

全体的にめちゃくちゃ軽いです!いや、まじで。紛れもなく世界最軽量クラスです。

実際に使用してみてどうなのかをモデルごとに見ていきましょう。

AGILEST(オールラウンド)

インプレ

“跳ねない”というのは開発コンセプトにもあり、跳ねないことによって高速域でも安心して走ることができるようです。

クリンチャータイヤの金字塔である”GrandPrix5000″と比較しても高評価を得ています。(AGILESTは、GrandPrix5000より軽量に仕上がっています)

Conrinentalなどでお馴染みのタイヤの摩耗度を表すスリップサインですが、AGILESTにも搭載されているようです。


定価は6,270円ですが、Amazonなどの通販サイトではもう少し安価に購入することができ、他社のフラグシップと比較しても破格の安さです。最安でAGILESTを購入できるサイトはこちらから確認することができます。

こちらのモデルは、”圧倒的オールラウンダー”がスローガンになっています。他社フラグシップモデルと比較しても遜色ない性能を発揮するようです。

まとめ

ノーマルのAGILESTはパンク報告など少なく、性能においても好評です。GrandPrix5000と比較してもAGILESTのほうが軽量に仕上がっており、AGILESTのほうが好評といった意見も多く見られました。コストパフォーマンス・走行性能に優れており、今までは、高性能クリンチャータイヤと言えばGrandPrix5000でしたが、AGILESTに変わるかもしれません。

AGILEST LIGHT(軽量)

インプレ

オールラウンダータイプであるAGILESTから、重量を極限まで削り落とし、軽量化に成功したAGILEST LIGHTは軽量なだけあって、AGILESTよりさらに機敏なタイヤとなっているようです。

スローガンでもある”鬼軽”なだけあって、ヒルクライム向きなタイヤとなっています。平坦や下りでも全く問題なく、走れるようです。

前作の超軽量タイヤであるGILLARから、重量を増やさずに転がり抵抗を削減している、”かなり完璧なタイヤ”となっています。

先ほどもありましたが、触って分かるほどペラペラになっており、寿命は低めと思われます。

パンク防止ベルトを採用しているため、3000kmノーパンクの方もいるようです。

まとめ

まさに”鬼軽”な転がり抵抗の少ないヒルクライム向けタイヤとなっています。ぺらぺら感はあるものの、耐パンクベルトが入っており、パンク報告はほとんどありませんでした。転がり抵抗も少なく、ヒルクラム決戦用のタイヤとしてピッタリな鬼軽タイヤです。

AGILEST DURO(耐久)

インプレ

やはり、AGRILEST DUROは耐久モデルなだけあって、オフロードを走ってもパンクしないほどのスペックがあります。

AGRILEST DUROは、サイドまで耐パンクベルトでカバーされており、隅々まで耐パンク対策することができています。

AGRILEST DUROは、サイドまで耐パンクベルトでカバーされており、サイドカット対策など隅々まで対策されています。

AGRILEST DUROのスローガンは”軽いのに強靭”となっており、その名の通り耐久性に優れるだけでなく、軽く、転がり抵抗にも優れています。

耐久性だけでなく、転がり抵抗や”跳ねない”という点にも力を入れています。

まとめ

耐パンク性能はもちろん、転がり抵抗や軽さにも拘っており、ブルベや荒れ地はもちろん、トレーニングタイヤとしても非常に優れています。耐パンク、軽い、転がり抵抗が低いとトレーニングにピッタリです!

AGILEST TLR(チューブレス)

インプレ

AGILEST TLRは、定価6,820円とコストパフォーマンスにも優れており、性能としての評価はかなり高いです。

先ほど同様、転がり抵抗やグリップ力の評価も高いです。

実は、AGILEST TLRは耐パンクベルトを採用していません。耐パンクベルトを搭載しなくても、パナレーサーによると頑丈な空気保持機構が耐パンクベルトの機能を果たすらしいです。

無論、必ずしもパンクするというわけでは無く、運次第な部分もあります。

まとめ

上記のツイート通り、耐パンク祭りの正体はAGILEST TLRです。AGILEST TLRは唯一、耐パンクベルトが搭載されていないモデルとなっています。AGILEST TLRは確かにパンク報告が多いです。ユーザー数が多いので、パンク報告が多いのかと思いましたが、Continentalなどの他の人気メーカーのタイヤをSNS等で検索しても、ここまでのパンク報告は見られませんでした。

必ずパンクするわけではありませんが、AGILEST TLRは、パンクする確率が高いと思われます。性能面ではかなり好評かつ、コスパには非常に優れており、TTやレースなどに向いている決戦用タイヤと思われます。

AGILEST TU(チューブラー)

インプレ

チューブラーモデルであるAGILEST TUも跳ねにくいタイヤとなっており、性能面でも高評価を得ています。

もちろん、プロ選手も使用している高性能タイヤとなっています。

チューブラーモデルのみサイドに杉目模様が付いています。これは、東京オリンピックにも出場した増田成幸選手の「コーナーリングの感覚が掴みやすい」といった要望によるものです。

AGILEST TUは約1万円で購入することができ、他社のチューブラータイヤと比較しても安価でコストパフォーマンスにも優れています。

タイヤを使用する前に、「濡れたタオルで拭いたほうが良い」というのもSNSでよく見られました。拭く前はベタベタがあり、小石などをくっつけてパンクしやすくなるという可能性があります。

まとめ

AGILEST TUも他のモデルと同様にコスパも優れており、性能評価も高いです。耐パンクベルトも搭載されており、転がり抵抗やグリップ力にも優れているトレーニングやレースにもピッタリの高性能なタイヤです。

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総まとめ

AGILEST(アジリスト)は全部で5つの種類があり、全てに共通して重量、グリップ力や転がり抵抗にかなり優れており、性能面において非常に評価が高いです。また、他のフラグシップモデルと比較しても価格が非常に安く、コストパフォーマンスに優れています。また、巷で言われているパンク祭りについては、チューブレスモデルであるAGILEST TLRがSNSでのパンク報告が多いのは事実です。といっても、長距離使用してもパンクしていない方もおり、パンク祭りというのは少し大げさだと思われます。

AGILEST DUROに関しては、軽量かつ耐パンクベルトが2重かつ全面にも搭載されており、耐パンク性能に非常に優れています。AGILESTにも種類が多く、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。インプレや耐パンク性能の評判を含めて下に示します。

種類耐パンクインプレ税込価格
AGILEST次世代のGrandPrix50006,270円
LIGHTヒルクライム6,820円
DUROトレーニング・ロングライド6,820円
TLR決戦用7,370円
TU万能タイヤ10,780円

関連記事

関連記事では以下の表のようなサイトごとの価格が毎月更新されており、AGILESTの最安値が一目で分かります。

最安値:¥5,229楽天市場

Amazon¥5,950
楽天市場¥5,229(最安値)
Yahoo!ショッピング¥5,329
ワイズロードオンライン¥6,270

AGILEST完全攻略
AGILEST LIGHT完全攻略
AGILEST DURO完全攻略
AGILEST TLR完全攻略
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