キャノンデール

【Cannondale】第3回ロードバイクメーカー解説

3回のメーカー解説は「キャノンデール」をしていきます。
キャノンデールと言えば、第1回のメリダ解説で少し触れました。倒産したって部分に引っかかった人もいると思います。今回はそこについても解説していきます!

Cannondaleの歴史

1960年代キャノンデールの創業者ジョー・モンゴメリーは、大学を中退後、カリブで船員となりチャーター航海で知り合った友人から、ウォールストリートのアナリストの就職を紹介されました。

そこで、小規模な事業者がどのように資金繰りをしながら運営し様々な問題を乗り越えるのかを学びました。
それらで得た知識に加え機械好きかつ現実的な性格を生かせる事業を思案しました。

また、アウトドア好きなモンゴメリーは、アルミ製の自転車は当時一般に使われていた鉄製の自転車よりも軽く、よりスピードが出せ、特に上り坂では有効だと考えました!
最初はキャンプ用品の事業を起こそうとしていましたが、その後自転車の事業を起こすことに決めます。その理由は当時の自転車業界がほかの機械工業に比べ、技術的に遅れていたこと。つまり、先進的な自転車製品を打ち出せば市場を切り開けると思ったからなんです。

そして、1971年にアメリカ合衆国コネチカット州に会社を設立しました。

コネチカット州
引用:wikipedia

創業者であるジョー・モンゴメリーの部下だったピーター・マイヤーズが電話回線の申し込み時に社名を問われ、オフィスの向かい側にキャノンデール駅があったためキャノンデールと答え、これが社名の由来です!(まるでコナンみたいな名前の決めかたですね笑)

キャノンデール駅
引用:wikipedia

もし、駅名が違ったらキャノンデールっていう名前になっていなかったかもしれません。キャノンデールという地名の由来にも面白い歴史があるので、気になる人は調べてみるのもおすすめです。

ちなみに、この時のオフィスはピクルス工場の屋根裏にありました。最初は資金がなかったので自転車本体ではなくウェア等の自転車関連の製品を作っていました。その後、1983年にキャノンデールは、ツーリング用自転車ST500をリリースしました。

このST500は、世界初の量産型アルミフレームの自転車で、他メーカーのアルミフレーム自転車に比べ安価であった事も影響し大ヒットしました!その翌年にもアルミフレームのマウンテンバイクを発表、キャノンデールのアルミモデルがヒットしたのを受け、他社も追従しアルミモデルを多数商品化しましたが、キャノンデールは次々に革新的な技術を投入したアルミフレームのモデルを開発し続け、「アルミのキャノンデール」の地位を確立するに至りました。

その進化は、現在でも続いておりキャノンデールのアルミフレームは、カーボンキラーなんて言われこともあります!
そして、1990年代他社が多くのモデルを台湾などでのOEM生産へ移行するなか、キャノンデールはMADE IN USAにこだわり続けました。(一部の自転車はメリダ等でOEM生産していました)1994年には株式公開を行い、事業の拡大を加速させていきます1996年には増資を行い、過去最高の売上と利益を記録。対前年比約20パーセント増の急成長を遂げ大規模な自社工場を建設しました。もの凄い成長です。
そして2003年に更なる事業拡大を目指し、モーターサイクル事業にも乗り出しました。しかし、モトクロスや4輪バギーなどオフロードバイクを発売したが売れ行きは伸びず、キャノンデール自体の経営状況も悪化、経営危機へと陥り連邦倒産法第11章(チャプターイレブン)を申請して事実上倒産しました。

倒産

ちなみに、この倒産でキャノンデールのOEMを委託されていたメリダが顧客を失って、自社ブランドの力を入れていくことになりました。(詳しくは第1回で解説しています)
倒産後は、投資会社ペガサス社傘下へと入りCannondale Bicycle Corporationとして再スタートを切ることになりました。経営陣を刷新し、創業以来守り続けられていた「アルミのキャノンデール」「メイド・イン・USA」を捨て、他のメーカーと同様に生産拠点を生産コストの安い台湾や中国へ移し、カーボンフレームのモデルを積極的に開発するなど、旧体制からの脱却を行いました。

これにより新体制発足後4年で再建を果たし、2008年からはカナダに本社を置きアメリカ企業であるドレルインダストリーの傘下となりました。
また、2009年にはキャノンデールの自社フレーム生産終了が決定(アメリカ合衆国生産最後のモデルは、CADD9(2009年モデル))、台湾や中国メーカーによる完全OEMによる生産体制となりました!

caad9引用:yahoo!ショッピング

して、現在はドレルインダストリーの自転車部門ドレルレクリエーショナルレジャー社のサイクリングスポーツグループ社のブランドの一つとなり、会社組織的なキャノンデールはすでに存在しません。つまり、現在のキャノンデールはブランド名ということです。

Cannondaleロードバイク紹介

続いてキャノンデールのロードバイクについて紹介します。キャノンデールの代表的なロードバイクにCAADシリーズがあります。CAADとは「Cannondale Advanced Aluminum Design(キャノンデール・アドバンスド・アルミニウム・デザイン)」の略でカーボンキラーとして有名なモデルです。このCAADシリーズの最高峰である、CAAD13を紹介していきます!

caad13引用:キャノンデール

アルミフレームの極致ともいえるCAAD12の後継であるCAAD13は、ほとんど重量を変えずに(1158g)エアロ化を行い、丸形チューブと比較して30%以上の空気抵抗の削減に成功ししました!一般的にアルミフレームは、カーボンと比較して振動吸収性に劣ると言われていますが、キャノンデールでは軽量な7000系アルミ(Al-Zn-Mg)を敢えて使わず、振動吸収に優れる6000系アルミ(Al-Si-Mg)を使用しています。

シートチューブの中ほどで接続されたシートステーは、振動を受けた際にシートチューブを押し出す効果を生み、シートチューブはそれを受けてしなることで縦方向の振動を削減することのできる「キャノンデールの技術SAVE(Synapse Active Vibration Elimination)テクノロジー」のおかげでカーボンフレーム並みの振動吸収性を実現しています!まさに、カーボンキラーです!!ちなみに、価格はCAAD13105完成車モデルが16万円です。

現在のキャノンデールは、カーボンフレームの生産もしています。キャノンデールのハイエンドバイクには、軽量バイクのSuperSix EVO(スーパーシックスエボ)」と、エアロバイクであるSystemSix(システムシックス)」があります!また、キャノンデールには製品名にHi-MODがついているものとついていないものがあります。Hi-MODはハイエンドバイクにあたり、各所に高級カーボンを使用し軽量化を実現しています。ただし、価格も跳ね上がります!!今回は最高級バイクであるHi-MODシリーズを紹介していきます。

まずは軽量バイクであるSuperSix EVO Hi-MODを紹介します!

スーパーシックスエボ引用:キャノンデール

通常の丸型チューブに比べて重量はそのままに、同等以上の剛性を実現。さらに、その上で30%以上も空気抵抗の削減しています!さらに、ブレーキケーブルもヘッドチューブ前方にある空間の空気の乱れを最小限に抑えています。さらに!新型SuperSix EVOは48.3km/hのスピード域では、旧バージョンに比べ30ワットもセーブすることが出来ています。コンポーネントはRed e Tap AXSを搭載しており、価格は1,155,000円です!全く同じフレームにアルテグラを搭載したものは605,000円です!

system six
引用:キャノンデール

続いて、SystemSixは、世界最速(公式が言っている)UCI規格のロードバイクで徹底的に空力性能を徹底的に突き詰めた、エアロカーボンロードバイクです!6%までの勾配であればエアロ効果によりクライミングバイクよりも早く登ることが出来ます。さらに!時速48㎞で走行した場合、通常の軽量レースバイクと比較すると50ワット以上のパワーをセーブすることが出来ます!もの凄い量ですが世界最速を裏付ける科学的データも公式サイトにあります。

さらに、キャノンデールと言えばBB30も有名です!BB30とは、30mm系のボトムブラケットで2000年にキャノンデールが開発したものです。軽量、高剛性といったメリットがありmすが構造上、ベアリングが剥き出しなので汚れやすく異音が発生することがあります。その割に圧入してるので交換などの整備性が悪いといったデメリットもあるのも事実で、世間での評価は賛否両論って感じです。

キャノンデールは全国のスポーツ自転車においてあるから最寄りのスポーツ自転車店に行ってみるのもおすすめです!
また、横浜と大阪にはキャノンデール専門の店があります。

キャノンデール
引用:公式サイト

キャノンデールというの名前が駅名からきているのは驚きでした。次回はフェルトを解説していきます。


関連記事

  1. コンチネンタルロード系タイヤ全種まとめ

    【2022年最新】continental ロード系タイヤ全種類まとめ 

  2. チャリシルベの使い方

    チャリシルベの使い方

  3. 格安心拍計

    6,000円で胸バンドからの解放!格安心拍計iGPSPORTHR60【比較データあり】

  4. バーテープは巻かなくてもいい!?

    バーテープは巻かなくてもいい!?バーテープのメリットデメリットを解説!

  5. タイヤ サムネ

    【トレーニング&レース向け】おすすめクリンチャータイヤ5選!

  6. 23区周回コース紹介2

    【平日はこれで決まり】 東京23区の周回コースを全て紹介!!(世田谷区、練馬区、品川区、大田区)No.2




公式ツイッター