自転車に乗っているといつかはぶち当たる壁…そうそれこそがワイヤーカット問題です。
自転車の多くに使用されているのが、ホイールやタイヤでは無く!このワイヤーなのです。そんなワイヤーですが、全然、全然切れないんですよ!いや、冗談じゃなく!
困っちゃいますよね。(簡単に切れたらそれはそれで問題なのですが…)
そんな困りを解消する商品がこちら!株式会社ツノダさんから販売されているワイヤーロープカッター(WC-150)です。今、百均のニッパーでいいだろと思いましたよね!?あえて言わせていただきましょう。
いいわけあるか!!と。(経験者は語る)
まぁ、結局は値段なわけですよ。1,000円ほどです。Amazon等で「ワイヤーカッター」調べていただければ分かりますが、ほぼほぼ最安値です。
性能紹介
引用:Amazon
情報過多でごめんなさいm(__)m とにかくほつれないのです!ほつれないこのことがどんだけ素晴らしいことか✨
要はこう言いうことです↓
引用:Amazon
しかし!私は思うわけです。百均でもいけんじゃね?ということで…seri○さんで購入したニッパー↓
検証
初級編
ケーブルライナーに挑戦します。※ケーブルライナーとはフレーム内にケーブルを通す際に使用する細いケーブルです。
百均のニッパーで切断します。
こちらも問題なく切断することが出来ました。通常のはさみ等でも問題無いと思われます。(はさみの方が楽でしたw)
中級編
初級編では切れるのが当たり前です。みなさんが頭を抱え始めるのは中級編からです。シフトやブレーキ用のインナーケーブルです。
まずは百均で挑戦です!
中々切れません。何回かチャレンジしてたら…、そこは地獄絵図と化していました。
こんなことになってしまいました(T T)。これでは切れたとこで断面がボロボロになってしまい、使い物になりません。
ようやく、本命…ツノダさんのワイヤーカッターの登場です!
ドーーーーン!!
綺麗に切断することが出来ました✨ 流石ですね。これなら表面を削ったりしないでそのまま使用することが出来ます。
上級編
ラスボスの登場です。自転車の中で最も太いケーブルといっても過言ではないアウターケーブル様です!
百均では全く歯が立たないので、ツノダさんのワイヤーカッターで行きましょう!
切る際にこのようにケーブルが曲がってしまいます。
切断面はこのようになってしまいました。穴が塞がっているのでこのままではワイヤーを通すことが出来ません。
このように安全ピンや千枚通しを使用することによって穴を広げることが出来ます。
ワイヤーを通すことが出来るようになりました。上級編では少し苦労しましたが、なんとか切断することが出来ました。(断面をもっと綺麗にしたい場合はヤスリ等で断面を少し削ってあげるのもおすすめです)
おまけ
このワイヤーカッターは切断に優れているだけで無く、他にも様々な便利な機能が備わっているので紹介していきます!
“これ”に見覚えありませんか?
そうです!ワイヤーエンドキャップです。これを止めるのにも先ほどのワイヤーカッターが活躍します。矢印で示している部分にエンドキャップを挟みます。
力強く握れば、ご覧の通り綺麗にエンドキャップを止めることが出来ます。(ペンチ等でも止められます)
ワンタッチ開閉ロック
地味に便利なのが開閉ロックです。
握るとロックが外れます。ワンタッチで外れるので非常に便利です。ロックするのもロックを外すのも容易にすることが出来ます。
他のシリーズ
ツノダさんのワイヤーロープカッターにはWC-150mm、200mm、225mmの3種類があります。今まで紹介してきたのはWC-150モデルです。WC-200mm/225mmではアウターケーブルの中にワイヤーケーブルを入れた状態でも綺麗に切断することが出来ます。(種類によって切断できるワイヤーのサイズが異なります)
WC-200mm/225mmのどちらも価格は2倍の2000円ほどです。
引用:Tsunoda
まとめ
今回は株式会社ツノダさんから販売されているワイヤーロープカッター(WC-150mm)を紹介しました。安全ピンや千枚通しを使用すればアウターケーブルもいけなくはないのかなといった印象です。確実(綺麗)に仕上げたい場合、シフトやブレーキ用のインナーケーブル程度の太さがおすすめです。ワンタッチ開閉ロックやエンドキャップを止める際に使用出来るのも便利です。値段を考えると個人的にはWC-150mmでアウターケーブルの切断をしてもいいかなといった印象ですが、頻繁に使用する方や綺麗に仕上げたい方はWC-200mm/225mmをおすすめします。※百均のニッパーはおすすめしません。